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日本TI、コンシューマ・エレクトロニクス製品向けに、業界で最小・最高集積SD/MMC電圧レベルトランスレータを発表

2009年01月21日

外部個別部品の削減に貢献

SCJPR-09-006 2009年1月21日

日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、業界で最も小型かつ高集積のSecure Digital (SD)/ MultiMedia Card (MMC)レベルシフタ『TXS0206』を発表しました。これにより技術者は、デジタルスイッチ互換性を保ちながら 、二つの異なるノード電圧の差異を埋めることができます。このトランスレータの自動方向回路は方向制御用プロセッサにおいて汎用入出力(GPIO)をプログラムする必要がないためにボード設計が簡素化され、ピンの数を削減できます。高集積の『TXS0206』は2mm×1.6mmのWCSPパッケージを採用し、携帯電話、デジタルカメラ、ポータブルナビゲーションデバイスといったコンシューマ製品の外部個別部品は10点以下で済み、システム全体のコストを低減できます。(www.tij.co.jp/txs0206)


製品に関する情報はこちらからも参照できます。


『TXS0206』の特長

  • クロック周波数 最大52 MHz
  • データレート 最大60 Mbps
  • 1.2 V、1.5 V、1.8 V、2.5 Vおよび3.3 V 電源電圧をサポート
  • IEC 61000-4-2 ESD保護を内蔵
  • データラインEMIフィルタ回路
  • SDコンプライアントプルアップレジスタを内蔵


価格と供給について
『TXS0206』は現在、量産出荷中で、20-bump WCSPパッケージで提供されます。1,000個受注時の参考価格は0.99ドルです。SD/MMC メモリーカードの電源1.8-Vおよび2.9-V CMOS LDO電圧レギュレータの出荷は2009年上半期の予定です。


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