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| ナショナル セミコンダクター 太陽光発電の性能を最大限に高める新技術により 太陽光発電システム市場に参入
日照条件の変化にかかわらず太陽光発電システムの発電性能を大幅に向上させる ナショナルのSolarMagic技術、実地試験を開始 |
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2008年7月1日 米国カリフォルニア州サンタクララ発、6月30日 － パワーマネジメントICおよび高エネルギー効率ICの分野で業界をリードするナショナル セミコンダクター コーポレーション（本社：カリフォルニア州サンタクララ市 取締役会会長ならびに最高経営責任者：ブライアン・ハーラ）は、太陽光発電システムの発電性能を高める新技術により、太陽光発電システム市場に参入したと発表しました。ナショナルのSolarMagic技術は、太陽電池アレイの一部のパネルが、日陰状態、堆積物、あるいはパネル間のミスマッチにより影響を受けた場合でも、各パネルの発電効率を最大限に高めます。 今日の太陽光発電システムの性能は、日陰状態、パネルのミスマッチ、あるいは堆積物などによる日照条件の不均一性から極めて大きな影響を受けます。例えば、太陽電池アレイが部分的に日陰になると、太陽光発電システムの発電量は半減する可能性があります。そのため、一般的な住宅用太陽光発電システムを設置する場合に、発電量、設計、あるいは設置場所に制約が生じます。日陰状態による影響が大きいと、パネルの枚数を増やす必要があるなど、太陽光発電システムの設置がコスト的に割に合わなくなる可能性さえあります。ナショナルのSolarMagic技術は、そうした発電量の喪失を最大50パーセントまで回復させることができ、日陰状態や、現実に起こるその他の問題によるコスト的な影響を最小限に抑えます。 ナショナルのブライアン・ハーラ会長は、「ナショナルにとって、太陽光発電システム市場への参入は、エネルギー効率の高いシステムに照準を合わせた戦略をさらに前進させたものです。」と述べ、さらに「ナショナルの技術者は、この現実世界の問題を解決し、それにより、消費者は悪条件のもとでも発電性能を高めることができ、環境にやさしい太陽光発電システムへの投資の早期回収が可能になります。」と語りました。 SolarMagic技術は、パネルごとに適用されるソリューションで、複数のパネルで構成される太陽光発電システムの発電量を最大限に高めることができます。使用される太陽電池技術にかかわらず、今日のさまざまな太陽光発電システムと互換性を確保できます。 ナショナルは、SolarMagic技術の実地試験を開始しました。カリフォルニア州最大の太陽光発電システム施工企業の一つであるREgrid Power, Inc.が、ナショナルのSolarMagic技術のシステム試験をすでに開始しています。 今後数カ月のうちに、さらにいくつかの太陽光発電システム施工企業が実地試験を開始する予定です。また、ナショナルは、実地試験の対象を太陽光発電の普及率の高い他の国の太陽光発電システム施工企業にも広げていく計画です。ナショナルは今年後半に、太陽光発電システム施工企業およびシステム・プロバイダ向けにSolarMagic製品を投入する予定です。詳細については、 高解像度の画像は米国本社のフォト・ギャラリで入手できます。 ＜商標＞PowerWiseおよびNational Semiconductorはナショナル セミコンダクター コーポレーションの登録商標です。その他のブランドおよび商標または登録商標は、各社の所有に属します。 ### ナショナル セミコンダクターは、エネルギー効率の高いアナログおよびミクスト・シグナル製品を提供しています。ナショナルのPowerWise®製品は、システムの消費電力低減、バッテリ使用時間の延長および発熱の低減を実現します。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2008年5月25日に終了した2008会計年度の売上高は18億9,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社（資本金 42億750万円）は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路（IC）の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約110名です。 ウェブサイト・アドレス： この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 |
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