成長するアナログビジネスを強化

CORPPR-08-009 2008年6月18日
（米国時間2008年6月11日）抄訳

テキサス・インスツルメンツ（本社：米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO：リッチ・テンプルトン、略称：TI）は本日、アナログ半導体および統合ソリューションのInnovative Design Solutions社（本社：米国フロリダ州、略称：IDS）を買収したと発表しました。この買収によって、TIはアナログ半導体ビジネスをさらに強化します。

TIのハイパフォーマンス・アナログ・ビジネス担当シニア・バイスプレジデントのアート・ジョージ（Art George）は次のように述べています。「アナログはさまざまな課題の解決に中心的な役割を果たしており、TIにとって重要な成長分野です。IDS社の熟練した技術者とTIの優れたアナログ技術者は協力し合い、お客様のアプリケーションに最適なアナログ製品を提供していきます」

IDS社はフロリダ州メルボルン市に本社を置き、長年にわたるTIのサプライヤとして、テスト・計測装置、通信および医療機器向けのハイスピード・アナログ製品を開発しています。

TIは、幅広い設計ニーズに応えるべく、アンプ、データコンバータおよびクロックといったハイスピード・シグナルチェーン製品の包括的なポートフォリオを提供しています。IDS社の買収により、TIはハイスピード製品のポートフォリオを拡充し、システム・ナレッジおよびサポート体制をさらに強化します。

IDS社の社長であるRandy Heilman氏は次のように述べています。「当社は、過去10年以上にわたり、統合デザインの開発においてTIと密接に協力してまいりました。ハイスピード・シグナルチェーンのパフォーマンスの最適化、設計の簡素化、および開発期間の短縮といった、お客様のニーズに対応するソリューションを提供していくために、TI のチームの一員となれたことを喜ばしく思っています」

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