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テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2008年第1四半期決算概要

2008年04月22日

CORPPR-08-006 2008年4月22日
(米国時間2008年4月21日)抄訳

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長 兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は21日、2008年第1四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2008年第1四半期売上高は3,272百万ドルとなりました。主に携帯電話端末向けの売上減(特に高級機種向け)により、前期(2007年第4四半期)比8パーセント減、また高性能アナログ製品の売上が20パーセント増であったことにより、前年同期(2007年第1四半期)比3パーセント増でした。受注額は3,320百万ドルで、前年同期比111百万ドル増、前期比164百万ドル減となりました。

半導体事業部門の2008年第1四半期売上高は3,191百万ドルとなりました。主に携帯電話端末向けデジタル・シグナル・プロセッシング製品の需要減により前期比8パーセント減、また主に高性能アナログ製品を中心とするアナログ製品全般の売上増により、前年同期比2パーセント増でした。

特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。

  2008年
第1四半期
2007年
第4四半期
2007年
第1四半期
売上高または営業収入 3,272百万ドル 3,556百万ドル 3,191百万ドル
営業利益 807百万ドル 996百万ドル 680百万ドル
営業利益率 24.7% 28.0% 21.3%
税引後純利益 662百万ドル 756百万ドル 516百万ドル
1株当り利益 0.49ドル 0.54ドル 0.35ドル


  • 半導体事業部門 製品別売上高状況
    • 2008年第1四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は1320百万ドルでした。ハードディスクドライブや携帯電話端末向けに特化したアナログ製品の需要減により前期比4パーセント減、また高性能アナログ製品への需要増により前年同期比6パーセント増でした。なお、高性能アナログ製品の売上高は、前期比ほぼ同等、前年同期比20パーセント増でした。
    • 2008年第1四半期のデジタル・シグナル・プロセッシング製品関連ビジネスの売上高 は1120百万でした。主に携帯電話端末向けの売上減により、前期比では18パーセント減、前年同期比3パーセント減でした。
    • 2008年第1四半期の デジタル・シグナル・プロセッシング製品とアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、前期比2パーセント増、前年同期比6パーセント増となりました。
  • 2008年度の研究開発費は約20億ドル(前年は約22億ドル)が予定されています。
  • 2008年度の設備投資額は約9億ドル(前年は約7億ドル)が予定されています。
  • 2008年第2四半期の売上高は3,240百万ドルから3,500百万ドルの範囲を見込んでいます。半導体事業部門の売上高は3,080百万ドルから3,320百万ドルの範囲を見込んでいます。

英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。