サンプルおよび注文カート | 2008年01月23日
| ナショナル セミコンダクター 製造インフラの調整措置を発表 設備近代化措置の一環として一部設備を処分し、200名の人員を削減 | |
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2008年1月22日 米国カリフォルニア州サンタクララ発、1月21日 － ナショナル セミコンダクター コーポレーション（本社：カリフォルニア州サンタクララ市 取締役会会長ならびに最高経営責任者：ブライアン・ハーラ）は、自社ウェハ工場で一部の製造設備の処分と人員削減を実施すると発表しました。ナショナルは、継続的に進めている工場近代化および生産能力合理化措置の一環として、数年前から新しい機械設備と作業プロセスの導入による効率の向上を実現していますが、今回の措置はこれを有効に活用するためのものです。 今回の措置に関連して、ナショナルは約200名の人員削減を行い、それに伴い約2,000万ドルの一時的費用を計上します。その内訳は、約1,200万ドルが対象者の退職手当、約700万ドルが製造機械の減損および処分、約100万ドルが契約上やその他の義務に関連した経費です。こうした一時的費用の大半は2008会計年度の第3四半期に計上します。この措置は粗利益率の改善に寄与する見通しです。タイミング上、その効果は、現会計年度第3四半期には小幅にとどまる見通しですが、同第4四半期には1パーセントの粗利益率改善が見込まれ、2009会計年度第1四半期（2008年8月24日に終了）にはさらに同1パーセントの改善が予想されます。 ナショナルのブライアン・ハーラ会長は、「ナショナルの成長を牽引しているのは、高いエネルギー効率の高性能アナログ製品で、これらの製品の生産にはますます200mmウェハ技術が使われるようになっています。」と述べ、さらに「今回の措置は、将来のニーズに合わせてナショナルの製造能力を調整するのが目的です。」と語りました。 ナショナルはここ数年、高付加価値の高性能アナログ製品の拡充に焦点を当てるために、マージンの低い一部の事業の売却ないし処分を行ってきました。その間、最も際立った成長を見せたのはパワーマネジメント分野です。ナショナルは製品の極めて大きな部分を自社工場で生産しています。 ナショナルは、テキサス州アーリントン、スコットランドのグリーノック、メーン州サウスポートランドに合わせて3つのウェハ工場を持っています。今回の200名の人員整理の対象となるのは主としてアーリントンとグリーノック工場です。150mmウェハを主体としているアーリントン工場では、最近200mmウェハの新生産ラインが立ち上がりました。グリーノック工場は150mmウェハの生産ラインです。200mmウェハ工場であるサウスポートランド工場でも少数の従業員が影響を受けます。人員整理の対象となるのは、製造部門の直接および間接労働者、管理職、スタッフおよびサポート要員です。対象となる従業員には勤続年数に応じた退職手当が支給されます。 現在、ナショナルの従業員数は世界で7,600人、アーリントン工場とグリーノック工場の従業員数はそれぞれ約400人、サウスポートランド工場の従業員数は約500人です。 ＜商標＞ ### ナショナル セミコンダクター は、世界をリードするアナログ企業として高性能アナログICやサブシステムを提供しています。ナショナルの製品ラインナップは、電源IC、ディスプレイ・ドライバ、オーディオ・アンプ/オペアンプ、インタフェースICおよびデータ・コンバージョン・ソリューションなどの最先端のアナログICで構成されています。携帯電話などのワイヤレス・ハンドセット、ディスプレイのほか、通信インフラ、医療、自動車、産業、計測/測定機器などの市場をターゲットとしています。本社はカリフォルニア州サンタクララで、2007年5月27日に終了した2007会計年度の売上高は19億3,000万ドルでした。 ナショナル セミコンダクター ジャパン株式会社（資本金 42億750万円）は、ナショナル セミコンダクター コーポレーションの全額出資の日本法人で、各種半導体、集積回路（IC）の輸入、販売を行っています。本社は東京で、大阪に支社を持っています。設立は1969年11月、従業員数は約110名です。 ウェブサイト・アドレス： この発表に関する報道関係からのお問い合わせ先 |
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