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TI、ライフスタイルを豊かにする革新的なDLP® プロジェクタを多数展示

2008年01月09日

よりコンパクトかつ多彩な試作品を各社が披露

SCJPR-08-002 2008年1月9日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、米国ネバダ州ラスベガスにて開催中の国際家電見本市「CES 2008」のTIブースにて、プロジェクタ・メーカ各社による多数のDLP® プロジェクタ新製品ならびに試作品を展示しました。進化した新型のDLPチップは、エンタテインメント向けおよび企業向けプロジェクション製品の利用者の期待に応えるとともに、優れた映像品質とリーズナブルさを併せ持つDLPプロジェクタの革新性を、さらに高めるものです。
オプトマやサムスン、ベンキュー、Dreamarcade、LG電子、ALCO、Meiloon、NEC、Sypro、Young Opticsなどの大手メーカ各社は、DLPテクノロジーを採用した様々なプロジェクタを、全く新しい市場や用途向けにも開発し、提供しています。

今回出展された新製品ならびに試作品は、大きく以下の4つのカテゴリに分けられます。

  • マルチメディア・ミニプロジェクション製品
  • インスタントシアター・プロジェクション製品
  • ピコ・プロジェクション製品
  • ゲーム・プロジェクション製品

TIのバイスプレジデント兼DLP事業部フロント・プロジェクション製品部ビジネス・マネージャであるラース・ヨダー (Lars Yoder)は、以下のように述べています。「パートナー各社が弊社のDLPテクノロジーを活用し、全く新しい市場や用途に向けた新製品や、現在の市場をより拡大させるようなすばらしい製品を提供していることをうれしく思います。いずれも、ユーザーのエンタテインメント体験やコミュニケーションにより高い付加価値を与えてくれます。これらの製品はDLPテクノロジーが実現しうる未来のプロジェクタのほんの一例に過ぎません」

マルチメディア・ミニプロジェクション製品
サムスンおよびLG電子は、かつてない輝度と小型サイズを誇るマルチメディア・ミニプロジェクション製品を披露します。これらの手のひらにすっぽりと収まる製品は、2年前に初めて発表された当時の製品に比べ、5~6倍の輝度を誇ります。米国のリサーチ会社であるPMAグループは、これらのミニ・プロジェクション製品(重さ約450グラム以下)の市場規模が2010年までに100万台規模に達すると予想しています。

インスタントシアター・プロジェクション製品
オプトマおよびALCOは、かつてないリーズナブルな価格で最高性能を実現したインスタントシアター機を展示しています。これらの製品は、プロジェクタ、オーディオおよびDVDプレイヤーをコンパクトなボディに一体化したモデルです。PMAグループは、インスタントシアター・プロジェクション製品は、登場した年に販売された消費者向けプロジェクタの18%を占めており、今後も着実に伸びていくと予想しています。

ピコ・プロジェクション製品
2007年に発表されたように、SyproとYoung Opticsは、DLPテクノロジーを採用したピコ・プロジェクション製品の試作品を非公式に展示します。超小型のDLPピコ・プロジェクション製品が単独で、あるいは各種携帯機器に内蔵されて製品化されると、コンシューマやビジネスパーソンは、動画やグラフィック・コンテンツを多人数で共有し、幅広く活用できます。

ゲーム・プロジェクション製品
ベンキュー、DreamArcade、Meiloon、Ostendoの各社は、かつてないゲーム体験をもたらすゲーム・プロジェクション製品の試作品を展示します。リサーチ会社であるBeacon Technology Partnersの調査によると、60 % 以上のゲーマーは、よりゲームに熱中できるよう、47インチを越える大画面でのプレイを望んでいます。大画面化への対応のみならず、高速な画像応答速度と高画質という独自の特長によって、DLPゲーム・プロジェクション製品はゲームファンを魅了するでしょう。

DLP® テクノロジーについて
テキサス・インスツルメンツのDLP® 映像テクノロジーは鮮明で明るくシャープな映像を提供します。大画面HDTV、ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema®)などに採用されています。現在世界50社以上の企業がDLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。DLPテクノロジーは、世界各地の映画館の5,500以上のスクリーンでのデジタルシネマ上映における実績をベースに開発された、唯一のHDテレビ向け技術です。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLP テクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、スムーズな画像と動きの速い動画の優れた再生を実現します。1996年初頭の量産開始から現在まで、DLPサブシステムの累積出荷台数は1,450万台を記録しました。

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