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テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド2007年第3四半期決算概要

2007年10月22日

CORPPR-07-010 2007年10月23日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2007年第3四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2007年第3四半期売上高は、在庫の積み増しが行われていた前年同期(2006年第3四半期)と比べて3パーセント減、主にアナログ半導体製品の需要増により前期(2007年第2四半期)比7パーセント増の3,663百万ドルとなりました。

半導体事業の2007年第3四半期売上高は、3,461百万ドルで、高性能アナログ製品と携帯電話向けDSP製品の需要増により前期比6パーセント増となりました。前年同期比では、広範にわたるその他の製品が高性能アナログ製品の売上増を上回ったため、3パーセント減となりました。

特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。

2007年
第3四半期
2007年
第2四半期
2006年
第3四半期
売上高または営業収入 3,663百万ドル 3,424百万ドル 3,761百万ドル
営業利益 1,013百万ドル 809百万ドル 930百万ドル
営業利益率 27.6% 23.6% 24.7%
税引後純利益 776百万ドル 610百万ドル 702百万ドル
株当り利益 0.54ドル 0.42ドル 0.46ドル

  1. 半導体事業部門 製品別売上高状況
    • 2007年第3四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に高性能アナログ製品の需要増と、ストレージ製品などのその他アプリケーションの広範にわたるアナログ製品の需要増により前期比10パーセント増でした。なお、高性能アナログ製品の売上高は、前期比13パーセント増、前年同期比10パーセント増でした。
    • 2007年第3四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、主に携帯電話向け製品の需要増により、前期比6パーセント増でした。前年同期比では、主に無線基地局ネットワークのインフラや携帯電話アプリケーション向け製品のため4パーセント減でした。
    • 2007年第3四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、マイクロコントローラ、標準ロジックおよびRISCマイクロプロセッサの売上増がDLP® 製品の売上減で相殺されたため、前期比ほぼ同額でした。ロイヤルティ収入は継続して増加しました。なお前年同期比では10パーセント減で、主にDLP、RISCマイクロプロセッサおよび標準ロジック製品の売上減がロイヤルティおよびマイクロコントローラ製品の売上増を上回ったためです。
  2. 2007年度の研究開発費は約22億ドル(前年は22億ドル)が予定されています。
  3. 2007年度の設備投資額は約7億ドル(前年は13億ドル)が予定されています。
  4. 2007年第4四半期の売上高は3,400百万ドルから3,680百万ドルの範囲を見込んでいます。半導体事業の売上高は3,330百万ドルから3,590百万ドルの範囲を見込んでいます。

英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。

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