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TI、DLP Cinema® プロジェクタの採用実績が全世界42カ国で5,000台を突破 日本国内では100スクリーンへと採用が広がる

2007年10月19日

SCJPR-07-091 2007年10月19日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、全世界におけるDLP Cinema® プロジェクタの設置台数が、前年比140%増の5,260スクリーンに達しており、2008年中には10,000スクリーンを突破する見込みだと発表しました。また、日本国内での設置台数も100台を突破しました。

DLP Cinemaプロジェクタの投影する優れた画質とコントラスト、色彩、明るさの理想的なコンビネーションは、すでに映画業界の標準となっています。現在、世界の商用デジタルシネマ市場においてDLP Cinemaプロジェクタは99%のシェアを誇っています。TIでは、DLP Cinemaプロジェクタを採用するスクリーン数が、今年の11月中旬までに全世界で5,500スクリーン、さらに2008年末までには10,000スクリーンに達するものと見込んでいます。

DLP Cinemaプロジェクタは1台で、通常のデジタルシネマ上映に加え、3Dでのデジタル上映にも対応できるため、競合環境の激しい映画館にとって、経済的メリットの多いソリューションとなっています。DLP Cinemaプロジェクタは、3Dデジタルシネマ上映をサポートし、その急速な発展を促進しています。米国においては、11月の「Beowulf」(Paramount Pictures配給)の公開にあわせ、新たに300スクリーンが3Dデジタルシネマ上映に移行し、合計で1,000スクリーンになると見込まれています。

TIのDLP Cinema製品担当マネージャであるナンシー・フェア(Nancy Fares)は、以下のように述べています。「Real D社やDolby社などがDLPプロジェクション・テクノロジーを用いた3D上映システムの開発を進めることにより、当社はDLP Cinemaプロジェクタによるすばらしい映画視聴体験を世界中で提供します」

全米にシネマ・コンプレックスを展開する業界大手のカーマイク社の代表取締役兼CEOであるマイケル・パトリック(Michael W. Patrick)氏は、次のように述べています。「DLP Cinemaは非常に安定した映写技術です。実績のある信頼性と画質に加えてフィルムのようなプレゼンテーションを可能にすることから、当社ではDLP Cinemaを採用しています。より良い映画の視聴体験を目指す当社にとって、DLP Cinemaは不可欠のパートナーです」

DLP Cinemaテクノロジー、およびDLP Cinema上映館に関する情報は、http://www.dlpcinema.com/jp でもご覧いただけます。

DLP® テクノロジーについて
テキサス・インスツルメンツのDLP® 映像テクノロジーは鮮明で明るくシャープな映像を提供します。大画面HDTV、ビジネスおよびホームシアター向けフロントプロジェクタ、業務用大型プロジェクタ、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema® )などに採用されています。現在世界75社以上の企業がDLPテクノロジーを採用した製品を設計、製造、販売しています。DLPテクノロジーは、世界各地の映画館における5,000以上のデジタルシネマ上映における実績をベースに開発された、唯一のHDTV向け技術です。すべてのDLPチップの中核には、最大220万個の極小ミラーが敷き詰められており、これらが超高速スイッチとして機能することで高解像度・高信頼性を誇るフルカラー画像を作り出します。DLP テクノロジーは、そのチップ・アーキテクチャと高速な応答速度という独自の特長によって、スムーズな画像と動きの速い動画の優れた再生機能を実現します。1996年初頭の量産開始から現在までDLPサブシステムの累積出荷台数は1,300万台を記録しました。

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