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ニュースリリース

テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2007年第2四半期決算概要

2007年07月24日

CORPPR-07-006 2007年7月24日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2007年第2四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2007年第2四半期売上高は、半導体市場における在庫調整後の需要回復が始まったことと、グラフ電卓製品の季節的な需要増に伴い、前期(2007年第1四半期)比7パーセント増の3,424百万ドルとなりました。また広範囲に渡る製品の需要減により、前年同期(2006年第2四半期)比では7パーセント減でした。受注額は、半導体製品の需要増と電算機製品の季節的需要増により前期比247百万ドル増、前年同期比では、電算機製品の50百万ドルの需要増が半導体製品の需要減に相殺されたことにより455百万ドル減の、3,451百万ドルでした。

半導体事業の2007年第2四半期売上高は3,257百万ドルで、DSP、DLP® およびアナログ半導体製品の需要増により、前期比5パーセント増となりました。前年同期比では、高性能アナログ半導体製品の需要増が、広範囲に渡る各種製品の需要減で相殺され、7パーセント減となりました。

特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。

2007年
第2四半期
2007年
第1四半期
2006年
第2四半期
売上高または営業収入 3,424百万ドル 3,191百万ドル 3,697百万ドル
営業利益 809百万ドル 680百万ドル 953百万ドル
営業利益率 23.6% 21.3% 25.8%
税引後純利益 610百万ドル 516百万ドル 2,387百万ドル
1株当り利益 0.42ドル 0.35ドル 1.50ドル



  • 半導体事業部門 製品別売上高状況
    • 2007年第2四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は高性能アナログ半導体製品の需要増により前期比2パーセント増、また、高性能アナログ半導体製品の売上げが、携帯電話向けアナログ半導体製品の売上げ減で相殺され、前年同期比3パーセント減でした。なお高性能アナログ半導体製品の売上高は、前期比6パーセント増、前年同期比11パーセント増でした。
    • 2007年第2四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、携帯電話向け製品の需要増により前期比7パーセント増、広範囲に渡る製品での需要減により前年同期比では5パーセント減でした。
    • 2007年第2四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、 主にDLP製品の伸びに、標準ロジックの伸びが若干加わったことにより、前期比5パーセント増でした。マイクロコントローラとRISCマイクロプロセッサの売上高は、前期比ほぼ同額で、ロイヤルティ収入は低下しました。なお前年同期比では、主にRISCマイクロプロセッサの売上げ減と、前年同期の売上高にロイヤルティ収入が含まれていたことにより、17パーセント減となりました。マイクロコントローラの売り上げは前年同期比ほぼ同額でしたが、DLP製品と標準ロジックの売上げ減も若干影響しました。
  • 2007年度の研究開発費は約22億ドル(前年は22億ドル)が予定されています。
  • 2007年度の設備投資額は約9億ドル(前年は約13億ドル)が予定されています。
  • 2007年第3四半期の売上高は3,490百万ドルから3,790百万ドルの範囲を見込んでいます。同じく半導体事業の売上高は3,290百万ドルから3,570百万ドルの範囲を見込んでいます。

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