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テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2007年第1四半期決算概要

2007年04月24日

2007年第1四半期決算概要

CORPPR-07-003 2007年4月24日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2007年第1四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2007年第1四半期売上高は、半導体市場における在庫調整により前年同期(2006年第1四半期)比4パーセント減、前期(2006年第4四半期)比8パーセント減の3,191百万ドルとなりました。受注額は3,205百万ドルで、半導体事業と教育向け電算機事業での需要増により前期比128百万ドル増、両事業での需要減により前年同期比399百万ドル減となりました。

半導体事業の2007年第1四半期売上高は、3,120百万ドルで、広範囲に渡る需要減により、前期比8パーセント減となりました。前年同期比では、主にDSP製品の需要減がアナログ半導体製品の需要増を上回ったことにより、4パーセント減となりました。

特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。

2007年
第1四半期
2006年
第4四半期
2006年
第1四半期
売上高または営業収入 3,191百万ドル 3,463百万ドル 3,334百万ドル
営業利益 680百万ドル 767百万ドル 718百万ドル
営業利益率 21.3% 22.1% 21.5%
税引後純利益 516百万ドル 668百万ドル 585百万ドル
1株当り利益 0.35ドル 0.45ドル 0.36ドル



  • 半導体事業部門 製品別売上高状況
    • 2007年第1四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に広範に渡る需要減により前期比5パーセント減、高性能アナログ半導体製品をはじめとするアナログ製品全般の需要増が、携帯電話向け製品の売上げ減少分を上回ったことにより、前年同期比2パーセント増でした。なお高性能アナログ半導体製品の売上高は、前期比5パーセント減、前年同期比8パーセント増でした。
    • 2007年第1四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、幅広い製品での需要減により、前期比5パーセント減、前年同期比では10パーセント減でした。
    • 2007年第1四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、 DLP® 製品、RISCマイクロプロセッサおよび標準ロジックの需要減とロイヤルティ収入の減少がマイクロコントローラの売り上げ増を上回り、前期比17パーセント減でした。ロイヤルティ収入の減少は、前期に新たに締結された特許ライセンス契約について、本来過去に支払われるべき金額が一括で支払われ、その金額が前期に含まれていたためです。なお前年同期比では5パーセント減で、主にRISCマイクロプロセッサ、DLPおよび標準ロジックの需要減が、ロイヤルティ収入およびマイクロコントローラの売り上げ増を上回ったためです。
  • 2007年度の研究開発費は約22億ドル(前年は22億ドル)が予定されています。
  • 2007年度の設備投資額は約9億ドル(前年は13億ドル)が予定されています。
  • 2007年第2四半期の売上高は3,320百万ドルから3,600百万ドルの範囲を見込んでいます。半導体事業の売上高は3,140百万ドルから3,400百万ドルの範囲を見込んでいます。


英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。

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