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テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2006年第4四半期および2006年度決算概要

2007年01月23日

CORPPR-07-002 2007年1月23日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2006年第4四半期および2006年度の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2006年第4四半期売上高は、半導体製品全般で5パーセント減であったことと、グラフ電卓の季節的需要減により、前期(2006年第3四半期)比8パーセント減の3,463百万ドルとなりました。前年同期(2005年第4四半期)比では、半導体事業と電算機製品の需要増により、4パーセント増でした。受注額は、前年同期比411百万ドル減、前期比352百万ドル減の3,077百万ドルとなりました。

半導体事業の2006年第4四半期売上高は、全般的な需要減により前期比5パーセント減、また、主にアナログ半導体製品の需要増により、前年同期比4パーセント増の3,385百万ドルとなりました。

TIの2006年度の売上高は、前年比16パーセント増の14,255百万ドル(過去最高)、営業利益率は23.6パーセントとなりました。受注額は、主にアナログ半導体製品の需要増により、前年比117百万ドル増の14,016百万ドルとなりました。半導体事業部門の2006年度の売上高は、アナログ半導体製品全般と、特に高性能アナログ半導体およびDSP製品の需要増により、前年比16パーセント増の13,730百万ドルとなりました。

特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。

2006年
第4四半期
2006年
第3四半期
2005年
第4四半期
2006年度 2005年度
売上高または営業収入 3,463百万ドル 3,761百万ドル 3,324百万ドル 14,255百万ドル 12,335百万ドル
営業利益 767百万ドル 930百万ドル 760百万ドル 3,367百万ドル 2,559百万ドル
営業利益率 22.1% 24.7% 22.9% 23.6% 20.7%
税引後純利益 668百万ドル 702百万ドル 655百万ドル 4,341百万ドル 2.324百万ドル
1株当り利益 0.45ドル 0.46ドル 0.40ドル 2.78ドル 1.39ドル



  • 半導体事業部門 製品別売上高状況
    • 2006年第4四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に全般的な需要減により前期比4パーセント減、また主に高性能アナログ半導体への需要増により前年同期比9パーセント増でした。2006年度のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に高性能アナログ半導体の需要増により、前年比18パーセント増でした。2006年度は半導体事業の売上高の約40パーセントをアナログIC関連ビジネスが占めました。
    • 2006年第4四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、主に携帯電話向け製品の需要減により前期比11パーセント減、また主に家庭用ブロードバンド・ゲートウェイ向け製品および携帯電話向け製品の需要減により前年同期比2パーセント減でした。2006年度のDSP関連ビジネスの売上高は、主に携帯電話向け製品の需要により、前年比16パーセント増でした。2006年度は半導体事業全体の約40パーセントをDSP関連ビジネスが占めました。
    • 2006年第4四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、ロイヤルティー収入の増加により前期比2パーセント増、また標準ロジック製品の売り上げ増とロイヤルティー収入の増加により前年同期比5パーセント増となりました。2006年度のその他の半導体事業の売上高は、標準ロジック、DLP、RISCマイクロプロセッサおよびマイクロコントローラ各製品の成長により、前年比14パーセント増でした。
  • 2007年度の研究開発費は約23億ドル(前年は22億ドル)が予定されています。
  • 2007年度の設備投資額は約9億ドル(前年は13億ドル)が予定されています。
  • 2007年第1四半期の売上高は3,010百万ドルから3,280百万ドルの範囲を見込んでいます。半導体事業の売上高は2,950百万ドルから3,200百万ドルの範囲を見込んでいます。


英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。

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