2006年08月10日
日本TI | 日本TI、小型3mm角 QFNパッケージ、2. 25 MHz動作の2チャネル出力、同期整流方式DC/DC コンバータを発表
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本件に関する詳細はhttp://www.tij.co.jp/tps62400 (日本語)から参照できます。 同期整流方式、2チャネル出力の『TPS62400』スイッチング・コンバータは、制御用の電力FETを内蔵し、2.5 V(ボルト)~6Vの入力電圧範囲から第1チャネルは最高400 mA(ミリアンペア)、第2チャネルは最高600 mAの出力電流をサポートします。『TPS62400』は1ピン・シリアル・インターフェイスである『EasyScale™』を搭載しており、デバイスの動作中に出力電圧を動的に調整できます。このインターフェイスにより多機能携帯電話、PDA、その他のポータブル機器において、TIの『TMS320C5000™』 DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)および『OMAP™』 プロセッサなどに『TPS62400』から電源を供給する際に、ダイナミック・ボルテージ・スケーリング機能をサポートできます。 さらにTIは『TPS62400』と同時に、ポータブルの工業用および医療用機器に最適化された2チャネル出力、降圧型コンバータである『TPS62420』も発表しました。『TPS62420』の第1チャネルは最高600 mA、第2チャネルは最高1,000 mAの出力電流を供給できます。『TPS62400』および『TPS62420』の両製品は、負荷電流が小さい場合にはパワー・セーブ・モードで動作します。また消費電流を 1.2μA(マイクロアンペア)まで低減できるシャットダウン・モードも搭載しています。 ワンチップ・ソリューションを提供する『TPS62400』および『TPS62420』 『TPS62400』および『TPS62420』は外部補償回路が不要で高い変換効率を提供します。また基板実装面積の削減に役立つ3 mm(ミリメートル)角の10ピン QFNパッケージで供給されます。各製品は 2.25 MHzの固定スイッチ周波数で動作することから、ポータブル機器のデザインにおいて、より小型のインダクタおよびコンデンサを使用できます。 『TPS62400』および『TPS62420』の主な特長
価格と供給について 『TPS62400』および『TPS62420』の両製品は現在、量産出荷中で、TI および販売特約店から供給されます。1,000 個受注時の単価は2.70 ドルです。評価モジュール、アプリケーション・ノート、最新の「パワー・マネジメント セレクション・ガイド」に関しては、http://power.tij.co.jp (日本語)から参照できます。 |
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