テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2006年第2四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2006年第2四半期売上高は、半導体事業部門が引き続き堅調なことにより、前期(2006年第1四半期)比11パーセント増、前年同期(2005年第2四半期)比24パーセント増、の3,697百万ドルとなりました。なお既発表の通り、今期の売上高にはコネクサント・システムズ社からのロイヤルティ収入7,000万ドルが含まれます。受注額は、半導体製品への需要増により、前年同期比767百万ドル増、前期比302百万ドル増の3,906百万ドルとなりました。
半導体事業の2006年第2四半期売上高は、主にアナログ半導体製品の需要とコネクサント・システムズ社からのロイヤルティ収入7,000万ドルにより、前期比7パーセント増の3,505百万ドルとなりました。また前年同期比では、主にDSPとアナログ半導体製品の需要により、26パーセント増でした。
特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。
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2006年 第2四半期
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2006年 第1四半期
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2005年 第2四半期
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売上高または営業収入
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3,697百万ドル
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3,334百万ドル
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2,971百万ドル
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営業利益
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953百万ドル
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718百万ドル
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602百万ドル
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営業利益率
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25.8%
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21.5%
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20.3%
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税引後純利益
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2,387百万ドル
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585百万ドル
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628百万ドル
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1株当り利益
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1.50ドル
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0.36ドル
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0.38ドル
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半導体事業部門 製品別売上高状況
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2006年第2四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に高性能アナログ半導体製品やブロードバンド向けアナログ半導体製品の需要により、前期比8パーセント増、前年同期比23パーセント増でした。なお高性能アナログ半導体製品の売上高は、前期比5パーセント増、前年同期比32パーセント増でした。
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2006年第2四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、主に携帯電話市場における需要増により、前期比ほぼ同額、前年同期比では24パーセント増でした。
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2006年第2四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、ロイヤルティ収入と広範にわたる各種製品(DLP、RISCマイクロプロセッサ、標準ロジックおよびマイクロコントローラ)の需要増により、前期比17パーセント増、前年同期比では31パーセント増でした。
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2006年度の研究開発費は約22億ドル(前年は20億ドル)が予定されています。
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2006年度の設備投資額は約13億ドル(前年は13億ドル)が予定されています。
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2006年第3四半期の売上高は3,630百万ドルから3,950百万ドルの範囲を見込んでいま す。半導体事業の売上高は3,450百万ドルから3,750百万ドルの範囲を見込んでいます。
英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。
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