2006年07月05日
日本TI | 日本TI、3kVの絶縁耐圧を提供する小型のDC/DCコンバータ・モジュールを発表
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日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、小型パッケージで3kV DC(キロボルトDC)の入出力絶縁耐圧を持ち、出力電力1W(ワット)の非安定型DC/DCコンバータ製品ファミリ、『DCH01』を発表しました。この『DCH01』プラグイン・パワー・モジュールは5V(ボルト)の入力電圧から、5V、12V、15Vの単一出力または、±5V、±12V、±15Vのデュアル出力を提供します。これらの小型モジュール新製品はデータ・アクイジション、モータ制御、プログラマブル・ロジック制御、試験・計測機器、医療用計装機器およびプロフェッショナル向けオーディオ機器などの工業用アプリケーションに最適です。本件に関する詳細はhttp://www.ti.com/sc06112(英文)から参照できます。 『DCH01』シリーズのパワー・モジュールは85%(最大値)の電力変換効率を提供します。また3kVの絶縁耐圧によって UL60950標準に適合するほか、EN55022 Class BのEMC(Electro-Magnetic Compatibility、電磁環境適合性)性能も満たします。動作温度範囲は-40℃~85℃の工業用温度範囲であり、『DCH01』ファミリは2006年1月に発表された高速デジタル・アイソレータである『ISO721』および『ISO721M』の電源回路にも使えます。『ISO721』および『ISO721M』の詳細に関してはhttp://www.tij.co.jp/iso721(日本語)から参照できます。 『DCH01』はノイズに敏感なアプリケーション向けに、高効率のpoint-of-load(ポイント・オブ・ロード、負荷に接近して配置される)電源機能ならびにグラウンド・ループの排除機能を提供します。 『DCH01』シリーズのパワー・モジュールは高い信頼性を提供するプリント基板構造であり、業界標準の20mm(ミリメートル)×8mm×10mmの7ピンSIPパッケージで供給されます。この製品は鉛フリー/RoHSに適合します。『DCH01』のオープン・フレーム設計は、同種の製品に採用されているポッティングを排除することで信頼性を向上させています。 『DCH01』製品ファミリの主な特長
価格と供給について 『DCH01』製品ファミリは量産出荷中で、TI および販売特約店から供給されます。1,000 個受注時の単価は4.25ドルです。 |
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