2006年06月01日
日本TI | 「Point-Of-Load-Alliance」がTIのPoint-of-Load向け『T2』パワー・モジュールを採用、完全互換製品を供給
|
|||
|
|||
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、「Point-Of-Load-Alliance」 が、超高速過渡応答特性の非絶縁型パワー・モジュールであるTIの『T2』シリーズのDC/DCコンバータ製品との間で電気的特性ならびにピン接続の互換性を持つプラグイン・パワー・モジュールの供給について合意したことを発表しました。 これにより「Point-Of-Load-Alliance」に加盟するArtesyn Technologies、Ericsson Power Modules、Emerson's Astec Powerの各社が同じ機能、形状でピン互換性を持つ新型プラグイン・モジュール製品の開発および販売を開始します。現在、「Point-Of-Load-Alliance」加盟各社は、完全な相互動作性と真のセカンドソース供給を確保するため、同じ電気的特性をもつ200以上もの製品を完全な相互互換製品として生産、導入しています。 始めに加盟各社は、4.5V(ボルト)~14Vの広い入力電圧範囲から最低電圧0.7Vの可変出力を提供する降圧型DC/DCコンバータであるTIの『T2』シリーズのPoint-of-Loadモジュールのうち、出力電流16A(アンペア)および30Aの製品のセカンドソース供給を開始します。また加盟各社は、TIの『T2』シリーズのその他の製品の製造が発表され次第、それらの品種の追加に関しても検討していく予定です。 『T2』モジュールは1GHz(ギガヘルツ)のプロセッサを搭載するIBA(中間バス・アーキテクチャ)アプリケーションのサポートに最適であり、『TurboTrans™ 』テクノロジー、モジュール間の同期機能である『SmartSync』、『Auto-Track™ 』シーケンス機能をはじめとする数々の先端的な機能を提供します。さらに、『T2』シリーズのモジュールは、TIの前世代のパワー・モジュール製品と比較して、電源ソリューション全体の基板実装面積を最大50%削減できます。『T2』モジュールの詳細に関してはhttp://www.ti.com/t2 (英文)から参照できます。 『T2』シリーズのパワー・モジュールの主な特長
価格と供給について 「Point-Of-Load-Alliance」加盟各社は2006年後半より、自社のピン互換パワー・モジュールを供給します。TIの『T2』パワー・モジュールは量産出荷中で、TI および販売特約店から供給されます。1,000 個受注時の単価は7.90 ドルです。『T2』製品ファミリの評価モジュール、アプリケーション・ノート、TIのパワー・マネジメント製品セレクション・ツールに関しては、http://power.tij.co.jp (日本語)から参照できます。 |
|||
※すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。 | |||