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ニュースリリース

TIがセンサー&コントロールズ事業のベイン・キャピタルへの売却を完了

2006年04月27日

(米国時間4月27日発表 報道用資料抄訳)
CORPPR-06-007 2006年4月28日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、本日、大手国際株式投資会社、ベイン・キャピタル(Bain Capital, LLC)の関係会社に対し、センサー&コントロールズ事業の売却を完了したと発表しました。売却金額は30億ドルで、決済は現金で行われました。

売却されたセンサーズ&コントロールズ事業は、今後、新会社「センサータ・テクノロジーズ」(Sensata Technologies 本社:米国マサチューセッツ州アテルボロ)となります。同社はブラジル、中国、オランダ、日本、韓国、マレーシアおよびメキシコに生産・開発拠点を、世界各国に営業拠点を有します。

TIは今四半期中に、16億ドルから17億ドルの範囲内での売却益(課税後)を見込んでいます。なおこの度の売却にはRFID(Radio Frequency IDentification、無線ICタグ)事業は含まれておらず、同事業はTI内に留まります。

ベイン・キャピタルについて
ベイン・キャピタル (www.baincapital.com)は未公開株、ベンチャーキャピタル、公開株、借入調達による資産等、管理資産総額380億ドルを超える複数の資本を管理する世界的な未公開株投資会社です。1984年創設以来、世界230社以上の企業の未公開株に投資すると共にアドオン買収を行っています。その中にはFCI、UGS、ChipPAC、Therma-Waveなどが含まれています。ベイン・キャピタルの本社は米国ボストン。その他、ニューヨーク、ロンドン、ミュンヘン、東京、香港、上海にも事務所を有しています。

センサータ・テクノロジーズについて
センサータ・テクノロジーズ(Sensata Technologies 本社:米国マサチューセッツ州アテルボロ)は、TIの元センサーズ&コントロールズ事業部であり、多くの人々の日常生活を向上させるようなセンサーおよびプロテクション・ソリューションを、 世界大手の自動車メーカ、家電メーカ、航空機メーカ、産業機器メーカならびに冷暖房空調設備市場に向けて提供しています。同社は世界8ヶ国9ヶ所に生産・開発拠点を、世界各国に営業拠点を展開しています。詳しくは同社のホームページ(www.sensata.com)をご参照ください。