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テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2006年第1四半期の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。
TIの2006年第1四半期売上高は、半導体事業部門の持続的な成長に伴い、前年同期(2005年第1四半期)比23パーセント増、前期(2005年第4四半期)比ほぼ同額の3,334百万ドルとなりました。受注額は、教育向け電算機事業における季節的要因と半導体製品への需要増により、前年同期比859百万ドル増、前期比116百万ドル増の3,604百万ドルとなりました。
半導体事業の2006年第1四半期売上高は、DSPおよび高性能アナログ半導体製品の需要により、前期比ほぼ同額、前年同期比24パーセント増の3,262百万ドルとなりました。
特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。なお、先に発表したセンサーズ&コントロールズ事業の売却予定に伴い、同事業は決算対象から既に除かれています。
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2006年 第1四半期
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2005年 第4四半期
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2005年 第1四半期
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売上高または営業収入
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3,334百万ドル
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3,324百万ドル
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2,702百万ドル
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営業利益
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718百万ドル
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760百万ドル
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436百万ドル
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営業利益率
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21.5%
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22.9%
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16.1%
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税引後純利益
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585百万ドル
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655百万ドル
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411百万ドル
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1株当り利益
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0.36ドル
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0.40ドル
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0.24ドル
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半導体事業部門 製品別売上高状況
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2006年第1四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に高性能アナログ半導体製品の需要により、前期比ほぼ同額、前年同期比24パーセント増でした。なお高性能アナログ半導体製品の売上高は、前期比6パーセント増、前年同期比43パーセント増でした。
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2006年第1四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、高密度VoIP製品や携帯電話基地局向け製品など、通信インフラ向け製品の需要により、前期比4パーセント増でした。なお、携帯電話市場における需要増により、前年同期比では32パーセント増でした。
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2006年第1四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、主にDLP® 製品における予想範囲内の季節的需要減とロイヤルティ収入の減少が、各種製品(マイクロコントローラ、RISCマイクロプロセッサおよび標準ロジック)の売り上げ増を上回り、前期比6パーセント減でした。なお、主に各種製品(標準ロジック、DLP、マイクロコントローラおよびRISCマイクロプロセッサ)の需要増がロイヤルティ収入の減少を上回り、前年同期比では14パーセント増でした。
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2006年度の研究開発費は約22億ドル(前年は20億ドル)が予定されています。
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2006年度の設備投資額は約13億ドル(前年は13億ドル)が予定されています。
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2006年第2四半期の売上高は3460百万ドルから3750百万ドルの範囲を見込んでいます。半導体事業の売上高は3290百万ドルから3560百万ドルの範囲を見込んでいます。
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英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。
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