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日本TI、基板実装面積を削減する小型パッケージのLVDSシリアライザ/デ・シリアライザ製品を発表

2006年03月20日

日本TI | 日本TI、基板実装面積を削減する小型パッケージのLVDSシリアライザ/デ・シリアライザ製品を発表

SCJPR-06-030 2006年3月20日
image 日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、5 mm(ミリメートル)角のQFNパッケージ、LVDS(Low-Voltage Differential Signaling、低電圧差動シグナリング)の新型 SERDES(シリアライザ/デ・シリアライザ)製品を発表しました。新製品の『SN65LV1023A』(シリアライザ)および『SN65LV1224B』(デ・シリアライザ)は、同種の製品の3分の1未満の小型のパッケージで、ワイヤレス基地局、データ通信のバックプレーン、工業製品ならびに車載インフォテインメント/ビデオなどのビデオ・システムをはじめ、様々なアプリケーションにおいて基板実装面積の削減に役立ちます。本件に関する詳細はhttp://www.ti.com/sc06043(英文)から参照できます。

『SN65LV1023A』および『SN65LV1224B』は10ビットのSERDESチップセットを構成し、10 MHz(メガヘルツ)~ 66 MHz の範囲の同一のパラレル・ワード・クロック・レートで、 10本の LVDS 差動バックプレーン上のシリアル・データの送受信を行うよう設計されています。この伝送レートは100 Mbps(メガビット/秒)~660 Mbps のスループットに相当します。

『SN65LV1023A』および『SN65LV1224B』の主な特長
  • 10 MHz ~ 66 MHz のシステム・クロックで100 Mbps~ 660 Mbps のシリアル LVDS データ伝送帯域幅を提供
  • シリアライザとデ・シリアライザの組み合わせ時の消費電力は 450 mW(ミリワット)未満(クロック周波数 = 66 MHz時)
  • より高速のロック状態を提供する同期モード
  • ロック状態のインジケーター・ピン
  • PLLの外付け部品は不要
  • 基板実装面積を削減する5 mm 角の32 ピン QFNパッケージおよび 28 ピン SSOP パッケージで供給
  • 諸特性は -40 ℃ ~ +85 ℃の工業用温度範囲で規定
  • プログラマブルのエッジ・トリガ機能を持つクロック回路
  • 信号の流れに合わせたピンアウトで、プリント基板のレイアウトが容易

価格と供給について
現在、『SN65LV1023A』および『SN65LV1224B』は量産出荷中で、TIおよび販売特約店から供給されます。1,000個受注時の単価は 4.60 ドルです。
TIのインターフェイス製品の概要に関しては、http://interface.ti.com/ の『Interface Selection Guide』から参照できます。

※すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。