2006年03月09日
日本TI | TIのAureus (tm) オーディオDSP、ヤマハの新型AV アンプ製品に採用、高機能を実現
|
|||
|
|||
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は、本日、数々の機能をもつホーム・シアター・オーディオ製品向けに開発した、Aureus™ (読み:オーリエス)DSP (デジタル・シグナル・プロセッサ)『TMS320DA7xx』が、ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:伊藤修二、略称:ヤマハ)のDSP AV アンプ新製品、『DSP-AX 759』、『DSP-AX 559』、『DSP-AX459』の三機種に採用されたことを発表しました。今回採用されたTIのAureus™ DSPは、数々の賞に輝いた高性能オーディオDSPで、マルチ・チャネル・デコード機能の搭載が必要なアプリケーション向けに、多くの機能と高品質なサウンドを提供する高効率のプラットフォームです。『TMS320DA7xx』は、DTS96/24やドルビープロロジックIIxなどフルフォーマット/デコードに対応し、DVDの最新映画や音楽ソフトなど最新のコンテンツを臨場感あふれるサウンドで再生します。 また、ヤマハの新型AV アンプ製品には、TIのバー・ブラウン製品ラインアップから、高品質のA/DコンバータおよびD/Aコンバータも搭載されています。 ヤマハの新型 AVアンプ三機種においてTIのAureus DSP 上で実現する、主な機能は以下の通りです。
ヤマハのAV機器事業部商品開発部長、村松秋弘氏は次のように述べています。「ヤマハは最新の DSP テクノロジーを採用することによって、AVアンプ市場に革新的な製品を提供し続けています。当社は高性能、差別化機能の追加が容易で、包括的なサポート体制を提供するTI の『DA7xx』 Aureus DSP をベースにカスタム化を行い、DSP AVアンプ新製品の迅速な開発を実現、機能豊富な製品を市場投入することができました」 TI のパフォーマンス・オーディオ・マネージャであるデーブ・メープルス (Dave Maples) は次のように述べています。「ヤマハの新型 DSP AV アンプ製品は、ホーム・シアター市場において、TI の Aureus DSP が高い機能群を提供する優れた実例です。TI が提供した実績あるツール群と開発サポートにより、ヤマハの市場投入までの時間短縮ならびに開発作業の簡素化をお手伝いすることができました」 TIのAureus DSP TIのAureus DSPは、オーディオ製品向けに最適化された高性能・高精度32/64ビット浮動小数点DSPです。『TMS320DA7xx』はオーディオ業界に向けて最高水準のパフォーマンスと、常に最新のデコーダ・ライブラリとポスト・プロセッシング・ライブラリを提供しますので、顧客はいち早く製品を市場に投入することができます。 TI の Aureus 製品ラインは In-Stat MPR (Microprocessor Report) の 2005 年度『Analyst's Choice Award』の "Best DSP for Audio" を受賞しました。また EDN の 2005 年度 "Innovation of the Year Award" の ASSP および SOC 部門において最終選考に残りました。 本件に関する詳細は http://www.ti.com/performanceaudio5 (英文)から参照できます。 |
|||
※ AureusはTexas Instruments社の商標です。その他全ての商標ならびに登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。 | |||