2006年01月30日
日本TI | 日本TI、デジタルTVおよび工業用機器のPoint-of-Loadシステム向けに、出力電流 3 A のSWIFT(tm) コンバータを発表
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『TPS5430』は非同期整流型のコンバータであり、90 % を越える電力変換効率と、2 % の出力電圧精度、最低出力電圧 1.23 Vなどの特長を備えています。- 40 ℃ ~ + 125 ℃ の動作温度範囲(接合部温度)で連続 3 A、ピーク 4 A の出力電流を供給し、冷却ファンを持たないLCD(液晶)テレビなど、高温下で良好な温度特性を必要とするアプリケーションに最適です。また『TPS5430』は低電圧動作のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)、FPGA、汎用プロセッサなどの電源にも最適です。さらに高出力LED(発光ダイオード)や車載システムなどのより高い出力電圧レベルが必要なアプリケーション向けには、最高 30 Vの入出力電位差を降圧、安定化できます。 『TPS5430』のスイッチ周波数は 500 kHz に固定されており、外付け部品のサイズを削減できます。さらに補償用の部品はすべてワンチップに集積されており、代表的なアプリケーションにおいて、7個の外付け部品で構成できます。 『TPS5430』の主な特長
低電圧、高スイッチング周波数、3 A出力、QFNパッケージのSWIFT 製品も発表 『TPS5430』に加え、TIは最高 1.6 MHz(メガヘルツ)のスイッチング周波数で同期整流、降圧型DC/DC コンバータ、『TPS54317』も発表しました。この製品は高い変換効率、連続 3 A 、ピーク 4 A の出力電流、3 V ~ 6 Vの入力電圧範囲をサポートします。『TPS54317』は、4 mm(ミリメートル)× 5 mm のQFN(クワド・フラットパック・ノーリード)パッケージで供給され、高いスイッチ周波数によって外付けフィルタのコンデンサおよびインダクタのサイズの削減、0.9 Vまでの最低出力電圧などの特長を備えています。本件に関する詳細はhttp://www.ti.com/sc060130b(英文)から参照できます。 『TPS54317』の主な特長
設計者は『TPS5430』および『TPS54317』を採用することによって、TIのインタラクティブ・ソフトウェアおよび、その他のデザイン・サポートの利点を活用できます。http://www.ti.com/swiftから無料でダウンロードできる『SWIFT Software Tool』には部品表、参考回路、ループ応答特性のグラフ、各入力に対応する電力変換効率のグラフなども含まれます。さらに 12 品種を越えるTIの『TPS54xxx』SWIFT 製品ファミリのアプリケーション・ノートおよびEVM(評価モジュール)は、シーケンス動作、出力補償回路の調整、高いスイッチ周波数のアプリケーション設計などに関する豊富な解説も提供します。 価格、パッケージ、供給について 『TPS5430』および『TPS54317』SWIFT コンバータは現在量産出荷中で、TIおよび販売特約店から供給されます。『TPS5430』は高信頼性で放熱特性を拡張する 8ピンHSOICパッケージで供給され、1,000個受注時の単価は1.85ドルです。『TPS54317』は4 mm × 5 mmの 24 ピン QFN パッケージで供給され、1,000個受注時の単価は2.50ドルです。 『TPS5430EVM-136』および『TPS54317EVM-159』の評価モジュールも同時に提供します。 |
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