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テキサス・インスツルメンツ・インコーポレイテッド 2005年第4四半期および2005年度決算概要

2006年01月24日

(米国時間2006年1月23日)抄訳 CORPPR-06-002 2006年1月24日

テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は本日、2005年第4四半期および2005年度の業績を発表しました。主な内容は次の通りです。

TIの2005年第4四半期売上高は、半導体事業部門の成長に伴い、前年同期(2004年第4四半期)比14パーセント増、前期(2005年第3四半期)比ほぼ同額の3,591百万ドルとなりました。受注額は、前年同期比823百万ドル増、前期比27百万ドル増の3,768百万ドルとなりました。

半導体事業の2005年第4四半期売上高は、通信やエンタテインメント関連向けDSP
(デジタル・シグナル・プロセッサ)および高性能アナログ半導体製品の需要により、前年同期比15パーセント増、前期比3パーセント増の3,226百万ドルとなりました。四半期ベースの売上高は過去最高となりました。

TIの2005年度の売上高は、前年比6パーセント増の13,392百万ドル、営業利益率は20.8パーセントとなりました。受注額は半導体事業部門の好調により、前年比12パーセント増の13,926百万ドルとなりました。半導体事業部門の2005年度の売上高は、前年比7パーセント増の11,722百万ドルとなりました。

特別費用および収入を含めた一般的会計原則に基づいた業績は、以下の通りです。

  2005年
第4四半期
2005年
第3四半期
2004年
第4四半期
2005年度 2004年度
売上高または営業収入 3,591百万ドル 3,590百万ドル 3,153百万ドル 13,392百万ドル 12,580百万ドル
営業利益 810百万ドル 815百万ドル 484百万ドル 2,791百万ドル 2,207百万ドル
営業利益率 22.6% 22.7% 15.4% 20.8% 17.5%
税引後純利益 655百万ドル 631百万ドル 490百万ドル 2,324百万ドル 1,861百万ドル
1株当り利益 0.40ドル 0.38ドル 0.28ドル 1.39ドル 1.05ドル


  1. 半導体事業部門 製品別売上高状況
    1. 2005年第4四半期のアナログIC関連ビジネスの売上高は、高性能アナログ半導体製品や携帯電話市場向けアナログ製品の需要により、前期比2パーセント増、前年同期比20パーセント増でした。2005年度のアナログIC関連ビジネスの売上高は、主に高性能アナログ半導体の需要増が、2005年第1四半期の汎用LCDドライバ事業の売却による売上げ減を相殺し、前年比4パーセント増でした。2005年度は半導体事業の売上高の約40パーセントをアナログIC関連ビジネスが占めました。

    2. 2005年第4四半期のDSP関連ビジネスの売上高は、主に携帯電話市場における需要増により、前期比2パーセント増、前年同期比12パーセント増でした。2005年度のDSP関連ビジネスの売上高は、主に携帯電話向け製品の需要により、前年比15パーセント増でした。2005年度は半導体事業全体の約40パーセントをDSP関連ビジネスが占めました。

    3. 2005年第4四半期のDSPとアナログIC分野を除く、その他の半導体事業の売上高は、前期比7パーセント増、前年同期比13パーセント増となりました。2005年度のその他の半導体事業の売上高は、前年比2パーセント増でした。

  2. 2006年度の研究開発費は約22億ドル(前年は20億ドル)が予定されています。

  3. 2006年度の設備投資額は約13億ドル(前年は13億ドル)が予定されています。

  4. 2006年第1四半期の売上高は3110百万ドルから3380百万ドルの範囲を見込んでいま す。半導体事業の売上高は3050百万ドルから3300百万ドルの範囲を見込んでいます。


英文のニュース・リリース(全文)については、TIのインターネットのホームページ(http://www.ti.com)からご覧いただけます。