2006年01月19日
日本TI | 日本TI、ノートブックPCおよび複数セル構成のバッテリを電源とするポータブル電子機器向けに、SMBus搭載のバッテリ充電管理ICを発表
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日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、各種のポータブル・アプリケーションで使用される複数のセルおよび電極材料構成のバッテリ・パック充電回路向けに、SMBus(System Management Bus)インターフェイスを搭載した初のバッテリ充電管理IC(集積回路)、『bq24721』を発表しました。本件に関する詳細は http://www.ti.com/sc05270(英文)から参照できます。 『bq24721』充電管理ICは高い精度と変換効率を提供すると共に、SMBusを通じてシステムのホスト・コントローラとのインターフェイスを容易に実現できます。この製品は 0.4 % 以内の充電電圧の安定化精度、2 % 以内の電流アンプ出力の精度を提供します。『bq24721』は NMOS-NMOS 同期整流回路を使用し、最高 94 % の電力変換効率を実現します。 『bq24721』は、ACアダプタとバッテリを自動的に選択し、システム負荷を正しく管理するシステム・パワー・セレクタ機能をはじめとする高性能の機能を搭載しています。システムの負荷状態によってバッテリの充電電流を制御し、ACアダプタの過負荷を防止するDPM(ダイナミック・パワー・マネジメント)機能のほか、高精度の電流センス・アンプはバッテリの充電電流またはACアダプタの出力電流の正確な測定を実現し、スマート機能(知的な充電管理機能)に未対応のバッテリ・パックの充電完了機能およびシステムの総合消費電力の監視機能を提供します。 『bq24721』の主な特長
供給、価格、パッケージについて 『bq24721』は現在量産出荷中で、TIおよび販売特約店から供給されます。パッケージは 5 mm 角の 32 ピン QFN (クワド・フラット・ノーリード)パッケージです。1,000 個受注時の希望小売単価は 4.90ドルです。EVM(評価モジュール)も提供されます。 |
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