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日本TI、DLP プロジェクタの色再現性を向上する「BrilliantColor テクノロジー」を発表

2005年07月26日

SCJPR-05-062 2005年7月26日

日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は、色再現性を向上するBrilliantColor™ (ブリリアント・カラー)テクノロジーを発表しました。同テクノロジーは、現行のDLP™ 方式プロジェクタが実現する豊富な色彩をベースに、最高6種類までのカラー処理を行うことにより、画像の色彩深度をさらに向上させるものです。3原色以上の色彩処理への移行によって、DLPテクノロジーを採用するプロジェクタ・メーカーは、現在よりもさらに高品質な画像を提供することが可能になります。

DLP™ プロジェクタ向けのブリリアント・カラー・テクノロジーは新しい色彩処理アルゴリズムおよびシステム・レベルのカラー信号画質向上処理を使用し、より優れた色彩を提供しながら、さらに高い輝度の画像を実現します。ビデオおよび自然風景などに多い中間色の画像において50%を越える輝度の向上を実現するブリリアント・カラー・テクノロジーは、SVGA、XGA、720p、SXGA+の各解像度を持つビジネス用ならびにホーム・エンターテインメント用の両方のプロジェクタで採用可能です。

より高い柔軟性を持つ色彩処理によって、プロジェクタ・メーカーは赤、緑、青のカラー・パレットを拡張、黄色、マゼンタ、シアンを加えることができ、より生き生きとした色彩の再生を実現できます。

新しい『DDP3020』イメージングASICで実現されるブリリアント・カラー・テクノロジーは、TIのお客様であるメーカーを意識して開発されており、プロジェクタ・メーカー各社は、新しいレベルの革新的な製品を開発し、より大きな差別化を実現できます。『DDP3020』が実現するシステム・レベルの色彩強調に加え、組込の2Dキーストーン補正、ピクチャー・イン・ピクチャー機能もあります。

TIのDLP事業部フロント・プロジェクション製品部ビジネス・マネージャのラース・ヨダーは次のように述べています。「我々は、お客様により良い製品を供給するため、革新的なテクノロジーの開発に力を入れています。DLPは豊富な色彩と高い画像品質を供給できることから、ハイエンドのホーム・シアター市場分野において最も選ばれる映写テクノロジーとなっています。今回発表したブリリアント・カラー・テクノロジーによって、ホーム・シアター市場のみならず、ビジネスおよび教育向け製品市場においても、より優れた色彩を提供できると確信しております」

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