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日本TI、『SensorPath』シングル・ワイヤ・インターフェイス搭載、高精度、超小型パッケージのデジタル出力温度センサを発表

2005年04月26日

SCJPR-05-038 2005年4月26日

日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、バー・ブラウン製品ラインアップから、『SensorPath™』シングル・ワイヤ・インターフェイス・プロトコルを搭載した分解能10ビットのデジタル出力温度センサ、『TMP141』を発表しました。『TMP141』は外付け部品を一切使用せずに温度測定が可能です。また、この製品は超小型パッケージであり、実装面積の制約を持つアプリケーションに最適です。さらに動作時の電源電流は 170μA(マイクロアンペア、最大値)と低く、サーバおよびPCなどのスーパーバイザ・システムに最適です。本件に関する詳細は http://focus.ti.com/docs/prod/folders/print/tmp141.html (英文)から参照できます。

『TMP141』は -40℃~+125℃の広い動作温度範囲で 0.25 ℃(代表値)と高い分解能を提供します。また 2.7 V~ 5.5 V(ボルト)と広い電源電圧範囲で動作します。さらに『TMP141』に搭載されたシングル・ワイヤ・プロトコルはシステムが発生する雑音に対して高い耐性を提供します。また超小型のSOT23パッケージなので、現在、高性能コンピューティング分野において多用されている大多数のデジタル出力温度センサと比較して、配置・配線が容易になります。

『TMP141』はサーバおよびPC内のハードウェア・システムの監視に加えて、工業用エレクトロニクス装置、温度測定、バッテリ動作機器および測定装置などのアプリケーションにも最適です。また配線の条件に制約を持つアプリケーションに、より実現しやすいソリューションも提供します。

『TMP141』の主な特長

  • 『SensorPath™』シングル・ワイヤ・インターフェイス・プロトコルを搭載
  • アドレス数: 4
  • 分解能: 0.25 ℃ (代表値、10ビット)
  • 広い動作温度範囲: -40℃~+125℃
  • 測定誤差: ±2℃(最大値)
  • 広い電源電圧範囲: 2.7 V~ 5.5 V
  • 低消費電流: 170μA(最大値)
  • 超小型パッケージ: 6ピン SOT23および8ピンMSOPパッケージ
  • アプリケーション:マザーボード、ビデオカード、基地局、ルータなど

価格、パッケージ、供給について
『TMP141』は現在出荷中で、TIおよびTIの販売特約店から供給されます。パッケージは6ピン SOT23および8ピンMSOPパッケージです。1,000個受注時の単価は 0.65ドルです。

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