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アステラス製薬株式会社は、2023年3月期第2四半期決算から棚卸資産の未実現利益消去に使用する為替レートを変更します。
当社の連結決算処理における、在外グループ会社が保有する外貨建て棚卸資産に含まれる未実現利益消去にあたっては、従来、期末日レートで換算した未実現利益の金額を棚卸資産から控除し、その同額を売上原価に計上していました。一方、在外グループ会社の収益および費用は期中平均レートで換算しているため、為替レートの変動が損益に影響を及ぼすことがありました。
昨今の急激な為替変動を勘案し、ビジネスの実態を財務報告により適切に反映するため、2023年3月期第2四半期決算から未実現利益消去に使用する為替レートを、下表の通り変更します。
| 2023年3月期 第1四半期決算まで |
2023年3月期 第2四半期決算以降 |
|
| 棚卸資産 (財政状態計算書項目) |
期末日レート | 期末日レート |
| 売上原価 (損益計算書項目) |
期末日レート | 期中平均レート |
| 在外グループ会社の収益および費用 (損益計算書項目) |
期中平均レート | 期中平均レート |
上記に伴い、従来は、期末日レートと期中平均レートとの差によって生じる為替換算差額は、連結純損益計算書の売上原価で認識していましたが、今後はその他の包括利益を通じて直接資本で認識します。
なお、当該変更は、会計方針の変更に該当しないため、過去の連結財務諸表の修正再表示は行いません。