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転移性ホルモン感受性前立腺がん患者を対象としたエンザルタミドの主要な第III相試験を開始
2016年03月26日

アステラス製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長CEO:畑中 好彦)は、米国メディベーション社と共同で開発・販売を行っている経口アンドロゲン受容体阻害剤エンザルタミド(一般名、製品名:XTANDI/イクスタンジ)について、転移性ホルモン感受性前立腺がん(mHSPC)患者を対象とした第III相ARCHES試験を開始しましたのでお知らせします。

前立腺がんは、世界で男性が罹患するがんの中で2番目に多い疾患です。mHSPC患者においては現在、男性ホルモンであるアンドロゲンの量を減らすアンドロゲン除去療法(ADT)が標準療法となっています。ARCHES試験では、mHSPC患者を対象としてエンザルタミドとADTを併用した際の有効性および安全性を、プラセボとADTとの併用と比較して評価します。

アステラス製薬は引き続き、エンザルタミドを通じて、前立腺がん治療への一層の貢献を目指します。本件については、米国において、現地時間3月24日に対外発表をしています。

以上

ARCHES試験について

ARCHES(AR Inhibition with ChemoHormonal Therapy in Men with MEtastatic Castrate Sensitive Prostate Cancer)試験は、アステラス製薬が主導する国際共同無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験です。約250施設が本試験に参加し、mHSPC患者約1,100名を組み入れる予定です。本試験の主要評価項目は画像診断による無増悪生存期間であり、これは、無作為化から、独立中央判定による画像診断上の進行または死亡のうち、いずれかの事象が最初に起きるまでの期間と定義されています。ADTに加え、エンザルタミド160 mgを1日1回経口投与した群とプラセボを投与した群で比較し、有効性および安全性を評価します。

詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02677896

 
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