アステラス製薬株式会社（本社：東京、社長：野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」）と当社の米国子会社アステラス ファーマ US, Inc.（本社：イリノイ州ディアフィールド、以下「アステラス ファーマ US」）は共同で、米国食品医薬品局（FDA）に過活動膀胱治療剤「VESIcare®」（一般名:コハク酸ソリフェナシン）の後発品申請（ANDA）を提出したTeva Pharmaceutical Industries Ltd.、Teva Pharmaceuticals USA, Inc.社に対して、アステラス製薬の保有するコハク酸ソリフェナシンの物質特許（米国特許番号：6,017,927）の侵害を理由として、2009年9月22日（現地時間）、ニューヨーク州南部連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起いたしました。
アステラス製薬が創製したコハク酸ソリフェナシンは、2004年に欧州で発売されて以降、約50の国と地域で販売されています。米国では、2005年より「VESIcare」の製品名でアステラス ファーマ USが販売し、グラクソ･スミスクラインと共同販促を行っています。
アステラス製薬は、当該物質特許は有効であると確信しており、侵害行為については適切な法的手段を講じていく考えです。
以上
