アステラス製薬株式会社(社長:竹中登一、以下「アステラス製薬」)は、このたび、米国医薬品ベンチャーのダイノジェン社(President, Chief Executive Officer and Director:Lee R. Brettman, M.D., FACP、Dynogen Pharmaceuticals, Inc.)より、ダイノジェン社が米国ノースカロライナ州に所有する研究機能を購入しましたので、お知らせします。
ダイノジェン社は、神経科学に基づくユニークなアプローチにより、泌尿器疾患と消化器疾患の領域で医薬品の研究開発を展開しているベンチャー企業です。ダイノジェン社はこれまで米国ノースカロライナ州の研究パーク(Research Triangle Park)に研究機能を有しておりましたが、今般、アステラス製薬がこの研究機能を購入し、米国における当社の100%出資子会社ウロジェニックス社(Urogenix, Inc.)としました。
ウロジェニックス社は、今後、アステラス製薬の筑波研究所内にある薬理研究所泌尿器研究室の分室的な位置付けとして、創薬研究において補完的な役割を担うことになります。アステラス製薬は、ウロジェニックス社の活用により、フランチャイズ領域の一つである泌尿器領域における創薬研究基盤の強化・拡充を図ってまいります。
<ウロジェニックス社について>
| 英文名称 | Urogenix, Inc. |
| 所在地 | 米国North Carolina州Research Triangle Park |
| 社長 | 柳澤 勲(アステラス製薬株式会社研究本部長を兼務) |
| 現地責任者 | Karl Thor, Ph.D. |
| 従業員数 | 10名(2006年3月1日現在) |
以上
